日帰り手術

Day surgery

日帰り手術について

特に重大な合併症がなければ日帰り手術(day surjery)や、1~2泊入院の短期滞在手術(short stay surjery)も予約制にて行っております。
※写真はいずれも当院での施行例を紹介しています。

鼻の手術

内視鏡下鼻内手術( シェーバー装置を使用するポリープ切除術 )

シェーバーシステム(XOMED社 XPS)

副鼻腔手術にて使用するパワードインスツルメントです。高速回転する極細のカッターで、ポリープや病的粘膜を吸引しながら切除します。現在当院では日帰りで行える鼻ポリープ(鼻茸)の切除術で使用しています。

ポリープ切除術では術後出血の可能性がありますので、事前に血液検査(出血時間・凝固時間測定)や内服薬(抗凝固剤など)のチェックが必要となります。

嗅覚障害(においがわからない・わかりにくいなど)では、鼻内のポリープ(鼻茸)が原因となっていることがあります。薬物療法のみで改善しない場合などポリープを切除することで改善できる場合もあります。

APC( アルゴンプラズマ凝固装置 )による鼻粘膜焼灼術

アルゴンプラズマ凝固装置(ERBE社 APC300)

当院では、これまでにアレルギー性鼻炎に対する外科的治療として、炭酸ガスレーザーによる下鼻甲介粘膜焼灼術を行っていきましたが、ケースによっては複数回数の焼灼術が必要であったり鼻症状が強い場合には効果が不十分であり、満足な効果が得られないケースがあり、今シーズンから新たにアルゴンプラズマ凝固装置(APC)を導入いたしました。APCはプラズマ化されたアルゴンガスに電流を放射することにより下鼻甲介を短時間に均一に焼灼しますので、炭酸ガスレーザーに比べて施術時間が短くてすみ、ほぼ同等の効果が得られます。当院では下鼻甲介の後端部分まで充分処置できるよう、硬性内視鏡を使用して施術しております。鼻内の局所麻酔時間が30分、施術時間は両側で約5分で終了します。

花粉症、アレルギー性鼻炎症状において特に鼻づまりで困る方、内服薬の効果が不十分な方、内服治療を希望されない方などは良い適応です。局所麻酔・手術に協力可能であれば小学生高学年から施術可能です。 心臓ペースメーカーを埋め込まれている方は施行できません。また、重症の不整脈がある方や妊娠中の方は安全性を考えて当院では施行しておりません。

※こちらの機器は予約制です。
事前にAPCの適応であるか診察が必要ですので、ご希望の方は通常外来を受診して下さい。

硬性内視鏡を用いて左下鼻甲介の粘膜をAPCにて焼灼しています。
炭酸ガスレーザーと違い、多少の鼻水や出血があっても短時間の操作で高い施術効果が得られます。

炭酸ガスレーザーによる焼灼術

アルゴンプラズマ装置(APC)は、手術施行後の痂皮(かさぶた)が剥がれて効果が出るまでにおよそ4週間ほどかかりますので、花粉症シーズンに於いては痂皮形成が軽度な炭酸ガスレーザーによる治療をお勧めします。 CO2レーザー治療は妊娠中や授乳中でお薬の内服を避けたい方、ペースメーカー埋込み術後の方にも施行可能です。

レーザー焼灼前

レーザー焼灼後

AcuPulseはアレルギー性鼻炎の外科的治療機器である炭酸ガスレーザー装置です。現在当院で施行しているアルゴンプラズマ装置(APC)は、手術施行後の痂皮(かさぶた)が剥がれて効果が出るまでにおよそ4週間ほどかかりますので、花粉症シーズンに於いては痂皮形成が軽度な炭酸ガスレーザーによる治療をお勧めします。

APC、CO2レーザーの何れもアレルギー体質を変える治療ではありませんので、効果がなくなってきた場合は再度行う必要があります。

効果が不十分な場合は期間をあけて数回施行する場合もあります。(基本的に一回で両側同時に施行します。)

鼻の構造上、鼻中隔の彎曲が高度な場合は行えないケースもありますので、施行可能か事前の診察が必要です。

CO2レーザー治療は妊娠中や授乳中でお薬の内服を避けたい方、ペースメーカー埋込み術後の方にも施行可能です。

耳の手術

慢性中耳炎に対する鼓膜形成術

レーザー焼灼前

レーザー焼灼後

フィブリン糊を使用して皮下結合組織(代用鼓膜)にて穿孔をふさぎます。

急性中耳炎に対する炭酸ガスレーザーによる鼓膜切開術

OtoLAM ハンドピース(LUMENIS社)

鼓膜(皮膚)と中耳腔(骨)で囲まれた空間を中耳といいます。中耳は鼻の奥(上咽頭)と耳管というトンネルでつながっています。耳管は鼓膜の外(外耳)と鼓膜の中(中耳)の気圧を等しく保つためにとても重要な働きをしています。小児の時期は耳管の発育が未成熟なため中耳炎を起こしやすい時期でもあります。

急性中耳炎を繰り返す場合は中耳炎の程度によりメスを用いた鼓膜切開術が必要なケースがあります。鼓膜を切開し、細菌が多量に存在する膿を出すことで痛みや発熱が劇的に改善します。また、中耳は骨に囲まれているため飲み薬が行き渡りにくく、耐性菌の問題もあるため鼓膜を切開し、外気に触れさせることで中耳炎の症状を緩和し抗菌剤の使用期間を少なくすることで耐性菌を増やさないようにすることも可能と考えます。

繰り返す急性中耳炎で何回も鼓膜切開を行わなければならないケースや、耐性菌が原因である場合、レーザー鼓膜切開術を行うことで約 14 ~ 17日間鼓膜に穴が空いた状態が保てます。鼓膜に穴が開いている期間が長いほど効果的です。また、無出血、無痛で行えること、入院を必要としないことなど、ほとんどデメリットはありません。

難治性中耳炎(繰り返す急性中耳炎や治らない滲出性中耳炎、好酸球性中耳炎)の方には特に良い適応と考えますので、そのような方は院長にご相談ください。

鼓膜切開前の右滲出性中耳炎

開窓部分に赤く囲まれた照準をあわせます。

φ1.2㎜の正円窓を0.07秒、
無出血で開けた写真です。

無出血で開窓された右鼓膜

かわじり耳鼻咽喉科クリニック

〒859-3215
長崎県佐世保市早岐1丁目1-17

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